ことぶきたいしゃ。


下の日記のパエリアの二次会で、
洒落たバーで飲んでいた時の会話。


「なにか、同じお題でblog更新しようよ。」


「じゃあ、寿代謝ね。代謝は新陳代謝代謝。」


「(゚Д゚)ハァ」


飲んで、食べて、喋って。
気心知れた3人に常識は通用しない。


そして、それから4日。
二人は早々と書き終えてしまっているので、
後発はハードルが上がってしまうわけだが、
慣らし運転も終わった所で、書いてみようと思う。


ここから

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「部長、アレやってくださいよ、アレ。」
とある社員旅行にて、中堅社員が部長に絡んでいた。
「ほら、みんなもお願いしてよ。」
とその社員は、お酒を注いでまわっている女子社員に目配せする。


「え〜、よくわかんないけど〜、お願い〜ぶちょ〜。」
「部長、みくのオネガイ☆」
「部長、見せて・・・。」


それぞれ、適当なものである。
まぁ、女子社員にお願いされて嬉しくない部長はいないもので、
鼻の下が伸びたまま、鼻息を荒くして、


「じゃあ、やっちゃおうかな。」
と着崩れした浴衣をきっちりすると、正座して無口になった。
目はしっかりと女子社員を見つめている。


固唾を呑む、一同。それから、きっかり5分が経過し、
皆が、だれ始めた頃にそれは起きた。


ぴょこっ。


何故か、宴会場の畳の上に、たけのこが生えたのだ。


「さすが部長ー。」


「わーちっちゃくて、かわいー。」


「おいしそう・・・」


「どうやったんですか?部長?」
「ヒミツだっ。」


この部長、寿退社していく女子社員を前にして、
日焼けした皮がめくれる様子を想像すると
どうしてか、関係の無い場所からたけのこが生えるという。

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ここまで



追記:
実は、この前に、一本別な話を書いていたんだが、
間違って消してしまった。。。

あらすじは、こう。
零細企業「寿エンジニアリング」で働く椿春海(36)が想いを寄せる、
社長の息子、佐々木寿(24)に、年の差を気にしつつ愛の告白をするのだが、
寿の隔世遺伝による「寿代謝」という不思議パワーで若返って大騒動。
というものだ。