ひとり花見。
去る、4/10に近所で花見をしてきた。
平日の昼間っからお酒を飲むこともなく、
自転車->迷う->散歩
という良くあるコンボをやらかしてきたぐらいのことだ。
勿論、仕事関連は相変わらず頭を抱えるような状態が続いている。
しかしながら、なぜか春の野郎は、僕を浮き浮きと高揚した気分にしてくれるのだ。
「こんな素晴らしいことを見逃す手はない。」と。
まぁ、そんなこんなで、意気揚々と出発したまでは良かったが、
目的地が見えてこない。いや、目的地が見えてきたは良いが、
入り口がわからない。
彷徨うこと20分、ようやく到着した。
地名は些細なことなので省略する。環7沿いで中延近く、
と言えば、そこしかないからだ。
階段、寺、桜、桜、桜、墓、チョコバナナ。
日本の春の風景に混じって、ポツンとチョコバナナ。そんなバナナ。
誰が食べるのかは、わからない。
何故、一店だけ出店してるのかもわからない。しかも安くない。
飲食はご遠慮とかご丁寧に注意書きがあるんじゃなかろうかと探してみたが、
さすがにそれはなかった。
閑話休題。
話を元に戻そう。
桜は美しかった。少し散り始めだが、だが、それがいい。
失われるもの、永遠ではないもの、その姿が美しい。
階段に花びら。ジョン・カビラ。
まだ、頭が寝ているようだ。
つまるところ、ヒトの一生を本当に短い時間で表現している、
そんな錯覚を思わせるに十分な美しさであったと。
ただ、それだけだ。