少女セクト

少女セクト (メガストアコミックス)

少女セクト (メガストアコミックス)

個人的な話で恐縮だけれど、
僕は先駆者たるプロダクトを好む。
「ブームの火付け役」という名を冠されるよりも先に、
マーケティングの片隅にちょこんと出てくる類の。

常々思うことには、
ここ12年くらいで出版業界はもとより、
凡そ目にするあらゆる産物がモンスター化しているという事実だ。
まぁ、多くの評論家と称される人々が見解を述べているだろうことを
蒸し返すつもりはないので割愛する。
時間が無いので結論を急ぐと、
「コスい手で商品を売るな。」と言う事を言いたい。
深層心理に働きかけたり、
刷り込んだり、
競争意識を煽ったり、
人の心を荒ませるような商売が目立つのが、非常に我慢ならない。
勿論、そういうシステムを否定する程の論拠は持ち合わせないが、
心の問題である。


と、余計な話が続きましたが、「まず読め、損はしない。」という一冊です。