続かないかも。。。

「世界が私を呼んでるんだから!」


そう言って、学校から飛び出していった我修院を見かけたのは
一週間後の早朝だった。
4月とはいえ、雪の降る地域では未だ肌寒い。
軍手で自転車のハンドルを握り締めながら立ち漕ぎで学校に向かっていた、そんな朝。


我修院は、公園の円柱型ジャングルジムの途中からジャンプしていた。
「やっ!」
そして膝を屈伸させて衝撃を吸収すると、すっくと立ち上がって前方を指差しながら、
「Na Na Na Na Na Na!」
と猫語?で喋っていた。


・・・何か、悪いものでも食べたのだろうか?