今更に想う。

私は善良たる羊の群れの中に潜み
羊飼いたる人間から家畜視さる事を
集団たる常と思い行動を共にした。
しかし腐りたる組織は家畜を肥やす
事も忘れただ茫洋たる日々を過ごす
愚かしい側面があることを知るに至る


疎外される事に躊躇す事無かれ。
白の意識の中の個たる黒の意識を
推し進めるを自分の意志とす。


悲しきかな。
一片の救い所が存在せしめば、
自分の狭量たる一面を正しては
また羊たる役割をまっとうする想いも
存在せり。


利権構造にすら届かぬ救い様なき人間達の
稚拙なるゲームに付き合う暇は無く、
ただただ選びたる道を進むに
何の不自然があろうか。


壱、声を荒げ処遇を不服とし上告する事を厭わず。
弐、情で人生立ち行けばこれほど楽なことなし。
参、迷いたることなく自分の道を照らす灯台たる自分になるべし。