推理小説とσ(゜∀゜ ∬オレ

サー・アーサー・コナン・ドイル(Sir Arthar Conan Doyle)が
僕にとっての推理小説のはじめてだった。


出会いはそう・・・
札幌の奥座敷と言われた定山渓の*1中学校に
シャーロックホームズ全集が入荷された事だ。


ある日、指輪物語を読み終わった僕が図書室を物色していた時、
(イトコの家にあったコンプティークで、
グループSNE安田均が書いていたD&D関連のコラムがきっかけだったと思う。)
棚に陳列されていた青い背表紙が僕の目に映った。*2
ホームズといえば、名探偵ホームズしか浮かばなかった僕からしてみると、
ルパン三世くらいのつもりだったのだろう。
とりあえず一冊借りてみることにした。


・・・結局、緋色の研究でハマってしまい気付いたら母親が帰ってくるまで読み耽っていた。
(母親は温泉ホテルの宿泊客相手に按摩する仕事をしており、
夕方出かけては25時に帰宅するという生活で僕を養ってくれていた。)


なんて面白いんだろう!
本好きとはいえ、まだそれほど小説になれておらずマンガ中心だった僕が
時間を忘れてしまうほど熱中するなんて、と自分にも驚く始末だった。


翌日から図書室に日参し、およそ2ヶ月をかけて全集を読んでしまうと、
次は友人宅に押しかけて赤川次郎を読み始めた。*3


そうして高校に入ると地区センターの図書ルームで江戸川乱歩アガサ・クリスティ
ジョン・ディクスン・カーエドガー・アラン・ポーと過去の探偵ものを好んで読んだ。


今思えば、多感な時期だった筈なのに一人の時間を好んだのは本中心の生活だったから
なのだろうなと思う。
しかしながら、いづれも傑作ばかりで読んで損は無かったと思っている。
(例外は赤川次郎。今は一冊30分で読めてしまう。何故って中身が無いから。(苦笑))


ちなみに僕はNHKや民放でやっていた、シャーロックホームズ*4や名探偵ポアロ刑事コロンボの一連のシリーズも大好きだ。


まとまりが無いが、今回はこれで。
次回の書籍ネタは、これまで読んだ著者について書こうと思う。

*1:全校生徒100名にも満たない

*2:表紙のカバーは外されていた

*3:ホームズつながりで三毛猫ホームズシリーズを読んでいた。

*4:ジェレミーブレットhttp://www.fmstar.com/movie/j/j0488.html